2022年04月14日 あくがれのある生活

あくがれ広場愛称看板ができるまで

先日、日向市駅前広場の愛称命名権を取得し、「あくがれ広場」と命名させていただいたことをご報告させていただきました。

過去記事  https://www.akugare.jp/akugare-park

 

今日は、あくがれ広場に設置された愛称看板についてお話させていただきます。

 

<デザインについて>

 

本ネーミングライツ事業を管轄する日向市市街地整備課の方と打ち合わせを行いました。

「せっかくなら東郷町らしさ、またはあくがれらしさがあるデザインを」という中で上がってきたのが、東郷町のシンボルである冠岳でした。

日向市駅に降り立ち、あくがれ広場のある西方に位置する冠岳。

駅の西側に看板を設置するにあたり、見る人に東郷町の豊かな自然やふるさとの風景をイメージしていただけるようなデザインがいいのでは、ということになりました。

 

 

冠岳は、山頂のギザギザが冠のように見えるのが特徴です。

この冠のシルエットが綺麗に映えるよう、中野原交差点で撮影した写真を元にデザインを起しました。

※県の条例により、実際の看板にはあくがれ蒸留所の社名は削除してあります。

 

 

<製作工程について>

 

日向市市街地整備課の選定により、高鍋町の山口鉄工建設さんに製作いただきました。

幅160cm×高さ80cmの鉄板をくり抜いて看板を作るということで、初回打ち合わせでは実際のサイズ感や仕上げの加工などを確認しました。

実寸大に印刷したデザイン画を鉄板に下書きしていきます。

 

 

 

ガスで山の形や文字を切断していきます。

切り抜いた文字はキレイに磨いて看板に溶接し、浮かび上がらせます。

 

 

 

 

だっこんで尾根の陰影をつけていきます。

 

 

台座をつけて完成です♪

 

 

<看板設置>

設置場所を削り、砂で平にならします。

 

 

1mの杭を6箇所に打ち込み、固定していきます。

 

 

 

周りの芝を整えて完成です!

 

いかがだったでしょうか。

担当させていただくうちに、とても思い入れのある看板になってしまいました^^

今後、「あくがれ広場看板前に集合ね」なんて言われたら嬉しいな〜と思っています。

 

なお、夜になるとライトアップされて文字が浮かび上がるようになっておりますので、昼間とはまたひと味違った雰囲気を持つ夜の「あくがれ広場」にもぜひお越し下さい♪

 

 

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この記事を書いた蔵人
なかむら さとこ
総務・経理担当
宮崎県日向市出身。東京のIT業界で10年働いたのち、2020年にUターン。総務・経理を中心にあくがれ蒸留所の中の仕事を担当。好きなあくがれ焼酎は「日向あくがれ白麹仕込み」。
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