皆様こんにちは!蔵人02号です。
本日は宮崎からちょっと離れて、同じ九州地方・福岡県のお話をします。
私は数年前に福岡に住んでいたのですが、天神にはよく足を運んでいました。
福岡では都会の中に溶け込むようにひっそりと神社があったりするのですが、
気になった神社は足を止めて立ち寄ったりしていました。
そのうちの一つがタイトルにある「水鏡神社(水鏡天満宮)」です。
(ビルの間にひっそりと)
学問の神様・菅原道真公を祭る神社です。
実際は朱塗りの綺麗なお社です。手水舎には道真公ゆかりの家紋『梅鉢紋』が入っています。
菅原道真公をご存知の方は多くいらっしゃるのではないのでしょうか?
特に令和になってからは万葉集が話題となり、太宰府天満宮はニュースでも多く取り上げられていましたね。
(↓大宰府へ訪れた時の写真です。本殿ではなく楼門ですが…)
太宰府天満宮はその菅原道真公を祭っているのですが、今回は知る人ぞ知る「水鏡神社」の歴史についてお話します。
社伝によると、延喜元年(901年)京都から太宰府に赴任途中の菅原道真が、四十川の清流を水鏡にして自らの姿を写した場所に、後に社殿を建て、水鏡天神または容見(すがたみ)天神と呼びました。
慶弔7年(1612年)には、福岡藩初代藩主・黒田長政がこの地に移し二代藩主・忠之が社殿を再建したとされ、繁華街である「天神」の地名は、この神社にちなんだものと言われているそうです。
思ったよりも凄い歴史だと思いませんか?有名人の名前が沢山出てきました。
何気なく見かけたお社も、身近にある神社も、意外な歴史が隠れているのかもしれませんね。
皆さんもふと見かけた神社へ足を運んでみてください。
面白い発見があるかもしれません(^^)