2021年09月16日 蔵の日常

日向あくがれ黒麹仕込みの詰口作業 2021/09/09

先週、あくがれ蒸留所では、「日向あくがれ黒麹仕込み」の詰口作業(市販の容器に焼酎を充填する作業)を行いました。

 

大手の酒造メーカー等では詰口工程を連続して行う自動瓶詰機を使用し、詰口作業を全自動化されているメーカーさんもありますが、弊社は手作業で詰口を行っています。今回はその様子をご紹介させていただきます。

 

 

洗瓶

 

焼酎を充填していく瓶を洗う作業です。もちろん最初から汚れている状態ではありませんが、まずはしっかりと瓶の外側・内側を洗っていきます。

 

詰口行程① 洗瓶

  1. 焼酎を入れる瓶を洗います。
  2. 瓶を上下にひっくり返し、洗瓶器にかけると上下から水が噴き出します。
  3. 洗っては水を止めを繰り返すこと5回(4号瓶の場合は3回)。
  4. 終わったらラックに入れて乾かします。

 

 

 

充填

 

充填用の機器を使って、決められた容量の焼酎を瓶の中に注ぎます。こちらの充填機は1度に7本の瓶に充填することが出来ます。焼酎が充填された瓶は、専用の機械でキャップを締められます。

 

 

 

目視チェック

 

瓶の中に異物が混入していないか、充填された焼酎の量に問題がないか、瓶にヒビが入っていないか1本1本目視で厳しいチェックが入ります。

 

 

 

ラベル貼り

 

商品の顔と呼べるラベルを、専用ラベラーで1本ずつ貼っていきます。瓶の大きさに対応できるラベラーです。

 

 

 

完了しました

 

このようにして日向あくがれ黒麹仕込みの瓶詰めが完了しました。

小さな工場ゆえ機械も小さく、まだまだ手作業による工程も多い我が社。

一つ一つ丁寧に作業を行ってくださる作業員さんには感謝せずにいられません。

いつもありがとうございます。

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この記事を書いた蔵人
なかむら さとこ
総務・経理担当
宮崎県日向市出身。東京のIT業界で10年働いたのち、2020年にUターン。総務・経理を中心にあくがれ蒸留所の中の仕事を担当。好きなあくがれ焼酎は「日向あくがれ白麹仕込み」。
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