花粉症でお悩みの方、お気持ちお察しします。
春先のこの時期(2~4月)は特に目の中、鼻の中、耳の中、喉の奥全てが痒くなって炎症を引き起こし、熱が出る人も少なくありません。
一昨年、ウェザーニュース社がスギ・ヒノキの花粉飛散が少ないとされる北海道・沖縄を除く45都府県で聞き取り調査をしたところ 58% は花粉症の自覚があるとの結果が出ました。
現代社会において2人に1人は花粉症であり、この時期は薬に頼ってなんとかやり過ごしているという方も多いと思います。
今回はそんな花粉症の救世主になりえる「芋焼酎」についてお話しします。
花粉症の時期、基本的に醸造酒はNG。その理由とは
こんなに花粉症で苦しんでいるのにお酒まで取り上げられるなんて!とお嘆きの方も多いでしょう。では醸造酒がなぜ花粉症に悪影響を及ぼすのか、その理由を紹介します。
ヒスタミンを多く含む醸造酒
醸造酒というとビール、ワイン、日本酒などが代表格ですが、その全てに花粉症を引き起こす成分であるヒスタミンが多く含まれています。
つまり、花粉症は、花粉を体内に取り込んだ時点で異物と認識し、炎症を起こすヒスタミンが分泌されて発症しますが、醸造酒を飲むとさらにヒスタミンを取り込むことになるので、症状が悪化しやすくなる。ということです。
亜硫酸塩を含むお酒にも注意
ワインやビールなどに含まれている亜硫酸塩。酸化すると品質が悪くなるワインやビールなどの酸化防止の役割として使用されます。 大前提として亜硫酸は高濃度で人体に取り込まれれば有害であることは間違いありません。ですが、ワインやビールに含まれる亜硫酸は低濃度のものであり、人体への影響は限りなく少ないと言われています。しかし人によっては頭痛を引き起こしたり、喉のかゆみ、鼻づまりなどのアレルギー反応を起こすことがあります。
ヒスタミンが含まれていない蒸留酒(焼酎)
醸造酒にはヒスタミンが含まれていますが、蒸留という工程のある蒸留酒にはヒスタミンが含まれていません。花粉症で苦しむ時期、お酒を飲むなら蒸留酒がオススメです。さらに芋を原料とした芋焼酎にはポリフェノールが含まれており、 ポリフェノールにはヒスタミンの分泌を抑える効果があるアントシアニンという成分が多く含まれています。
ポリフェノールを含む蒸留酒は焼酎だけではありませんが、アントシアニンを含まれるポリフェノールは、芋焼酎(特に有色さつまいもや紫芋)に多く含まれます。紅芋で作られた焼酎は、確かにワインに代表されるブルーベリーなどの匂いがするものも多くあります。
焼酎のお茶割りは最高の花粉症対策
お茶には抗酸化作用や抗炎症作用がたくさん含まれています。緑茶に含まれるカテキンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用はもちろん、ヒスタミン放出を抑える働きもあるのではないかと近年考えられており、その他にもルイボスティーにはフラボノイドという強い抗酸化作用のある成分が含まれ、ハーブティーにはリラックス効果があります。
花粉症だけどどうしてもお酒が飲みたい!場合、 ポリフェノールが含まれているお茶と、ヒスタミンが含まれていない焼酎の組み合わせがベスト です。
お茶割りに合う焼酎
強いて言えば「日向あくがれ14°エクセレント」はアルコール度数が14°であり、アルコールを抑え、芋と飲みやすい口当たりを追求した結果として米をブレンドしてある、これまでのあくがれ14°HONUよりも芋臭さを取り除いた焼酎です。
度数が高いわけではないので物足りなさを感じるかもしれませんが、どんなもので割っても馴染み、邪魔をしない、お茶割りにはぴったりの焼酎です。
オススメ 日向あくがれ14°エクセレント