2021年09月17日 焼酎を科学する

【芋作り】苗床の温床データをまとめました。

 

現在あくがれ蒸留所では11月の焼酎仕込みに向けて芋を育てている真っ最中です!

※写真は去年11月の芋掘りの様子です。

 

 

ダイチノユメ 【2021年度】焼酎用ダイチノユメ作り計画

【商品】東郷 大地の夢

コガネセンガン 【2021年度】焼酎用コガネセンガン作り計画

【商品】日向あくがれ白麹仕込み 日向あくがれ黒麹仕込み

 

 

 

と、言っても最近の作業は草むしりが中心なのですが、、

 

 

 

今回、自社で芋を育ててようと思った背景には、基腐病( 焼酎の未来を変えるかもしれない「サツマイモ基腐病」について )を危惧して始めた経緯があります。契約農家さんに確認したところ、宮崎では発生を確認していないとのことでしたが、鹿児島の酒蔵さんが鹿児島ではコガネセンガンを購入できず、わざわざ宮崎まで購入に来た話なども伺っていました。

 

 

 

今回はいつもお世話になっている契約農家さんより芋をいただき、弊社東郷町にある農薬や除草剤を一切使わないでおなじみの「横山農園さん」の協力のもと、苗床を作って苗を育てていました。

 

 

 

苗床とは「種をまいて苗を育てる所」と言われていますが、芋苗の場合は、種ではなく芋から芋つるを育てていきます。米ぬかや落ち葉(今回は杉の葉を使用しました)などで温床を作り、芋苗を育ててきました。

 

 

 

下記の写真は温床で温めた芋から芽が出たところです。

 

 

 

3ヶ月も経つとこうなります↓

 

 

 

綿密な温度管理、水まき、天候、ハウス内の温度調整など細かいデータをつけながら温床を作ってきました。

 

 

 

データは、次回のよりよい芋畑を作るため、質の良い芋を作るための財産になります。

ご協力いただいている農家さんには頭が上がりません。今後とも宜しくお願い致します!

 

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この記事を書いた蔵人
yusuke kuroki
大学卒業後、広告業界に20年。焼酎が好きであくがれ蒸留所に参加。現在はWEB周りの管理やコンテンツ作り、SNSをメインに担当。あくがれ蒸留所の好きな焼酎は「東郷大地の夢」
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